タイ古式セラピストの1日ルーティン

2024-04-19

この記事はタイ古式セラピストの1日を書いています。リラクゼーションの仕事に興味のある方、同じセラピストの方にも見ていただきたいです！また、どんなセラピストが担当するのか不安な方もこちらを参考にしていただけたらと思います。

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朝

お祈り

起床後は、まず初めにタイ古式マッサージのマントラを唱えます。タイ古式マッサージの創始者であるシワカ・コマラパ師の力を借りて、私の施術を受けてくださった方が健康で幸せになるますようにという意味のものです。

唱えるタイミングはそれぞれですが、タイ古式マッサージをされる方のほとんどが取り入れているルーティンではないでしょうか。

ルーシーダットン

お祈りの後はルーシーダットンの時間です。ルーシーダットンとはタイ式のヨガで、呼吸に合わせて様々なポーズをとります。インドのヨガのように精神性を高めるものではなく、自己整体、自身のメンテナンスの為に行います。

これをする事で軸が整い柔軟性が高まる為、タイ古式マッサージにおける技の移行がスムーズになり、リズムの揃った均等な圧が入るようになります。また、全身の巡りを良くしたりエイジングケアにも繋がります。

灯りはルームランプとキャンドルのみにし、YouTubeでシンギングボウルの音を流しながら40分〜60分間行います。

出勤準備

軽くシャワーを浴びて身支度を整えます。この時に今日履くタイパンツを決め、それに合わせてメイクとピアスを選びます。

朝食は家事をしながらのお水（白湯）、コーヒー、プロテインが定番ですが、時間のある時は作る日もあります。

サロン業務

出勤

開店準備

出勤したらお客様を迎える為の準備をします。掃除、洗濯、ゴミ出しやお茶の用意など。

全体の準備が済んだら1日のご予約の流れを確認して、他のスタッフと動き方のシミュレーションを行います。予めお客様に伝えておく事はあるか、ご来店時間が重なる時はどうご案内するかなど相談します。

ご来店準備

お客様のお着替えや施術の用意をして電子カルテで情報を確認します。今までの情報を元に禁忌はないか、どういった施術がお好みか、今日はどのようなアプローチをするか、ご提案や聞いておく事はあるかなどを考えます。大切な事なので、お一人お一人必ず行います。

お祈り

もう一度マントラを唱えます。朝のものとは少し違い、今度はトークセン用のマントラです。唱え終わったらそれぞれのリムを3回ずつ叩きます。

トークセンやハーブボールなどの道具は邪気を吸いやすいので、お客様に悪いものを移してしまわないように毎日行います。

その他の業務

施術や接客を最優先に、空き時間は頂いた口コミの返信、ブログやSNSの更新など普段できない事をします。メニューのコピーや電子カルテの記入、電話対応、洗濯、洗い物などやる事は意外と多いものです。また、キャンペーンや新メニューの考案、それに伴う練習やデータ入力も全て空き時間に行います。

リラクゼーションセラピストというと施術がない時はどうしてるんだろう？と思われるかもしれませんが、基本的には施術以外でもお客様の事を考えながら過ごしています。

夜

帰宅

お疲れ様でした。片付けをしてサロンを出たら、帰りはスーパーやドラッグストアに寄る事が多いです。そうしてやる事を済ませたらもう一度出掛けます。

ウォーキング

ウォーキングという名のお散歩です。良い事も良くない事も含めて今日1日を振り返りながら60分ほど歩きます。

運転中には気づかなかったお店や車だと入りづらい道など、ご近所でもたくさんの発見があって冒険心が満たされます。写真を撮ったり寄り道したりしながらマイペースに楽しみます。

ノート

夕飯を済ませたら自分と向き合う時間です。高揚感、不安感、今後の展開など考えている事をノートに書き出します。自分と向き合う貴重な時間なので、余裕のある時はするようにしています。

ただ書くだけでもスッキリするので、不安感の強い方や心配性の方、考えがまとまらない方などには試していただきたいです。自分の現状や気持ちを客観視するのに役立ちます。

就寝

明日の予定を確認して眠りにつきます。眠れない夜は怪談朗読を流しながら横になっています。明日も良い日になるといいなと思いながら目を閉じます。

最後に

いかがだったでしょうか？色んなセラピストさんがいるのでルーティンは様々だと思いますが、タイ古式セラピストとしてのわたしのルーティンを書いてみました。

同業者の方は自分と比べてどうだったか、ご来店を検討してくださっている方にはそのキッカケになればいいなと思います。

最後までお読みくださり、どうもありがとうございました！

この記事を書いた人

【プロフィール】

切明紗和子/岡山市在住のタイ古式セラピスト

20歳の時の天啓を頼りにリラクゼーション業界に入り十数年。「自分の手で直接できる」「人に温かいものを伝えられる」そんな条件の仕事を探し、エステでも整体でも治療でもないリラクゼーションにたどり着く。最初は苦手だったタイマッサージにご縁を感じるようになり、技術を磨いて苦手を克服し、今では国内の講習やタイでの研修が趣味になるほど大好きに。「頑張っている人が良い状態で本来の力を発揮できるようにサポートしたい」そんな思いで日々、目の前のお客様に向き合っている。毎朝のお祈りは欠かさない。