ヘナ染めとはどんなもの?詳しく知りたい
自分でヘナ染めをしたい方は下記を参考にして下さい。
自宅で「ヘナ染め」する方法を、美容師がわかりやすく解説します
ヘナで髪が染まる仕組み
ヘナにはローソニア(ローソン)という色素が多く含まれていて、染色能力が高いことで古くから染毛料として使われてきました。毛質の主成分であるケラチン(たんぱく質)にローソニアが結合することで、ヘナ独特のオレンジ色に染毛します。ヘナ自体には脱色作用はないので、黒髪には発色しません。
ヘナは産地や品質によって染色能力に違いがあります!
カラーバリエーション
ヘナ自体はオレンジ色の色素しかありませんが、インディゴのハーブを混ぜることで違った色味を作り出すことができます。
ヘナカラーのバリエーション
- オレンジ
- ライトブラウン
- ブラウン
- ダークブラウン
ピンクや流行りのカラーに染めることはできませんが、意外とカラーバリエーションが多いことに驚かれます。
また、ヘナは白髪にしか発色しないので、白髪の少ない人は思うような色味にできないこともあります。
一般的なカラーとの違い
どんな違いがあるのか分からない…
ヘアカラー
一般的なおしゃれ染めや白髪染めは、黒髪のメラニン色素を脱色しながら染色していきます。白いキャンパスにしてしまうことで、何色にも染めることができるのです。
ヘナ染め
ヘナ染めは、脱色作用がないので白い部分にだけ色味が入ります。白髪が多いければ多いほどムラなく綺麗に染色します。
1番の違いは、一般的なヘアカラーはケミカル(化学物質)であり、ヘナは天然100%であるということです!
メリット・デメリット
ヘナはとても良い白髪染めではありますが、勿論合う合わないは人それぞれあります。ヘナのメリットデメリットをまとめてみたので参考にしてみてください。
メリット
- 髪が傷まない
- 毛髪が元気になる
- 天然100%で安心安全
- ジアミンアレルギーの人も染められる
- トリートメント効果・艶が出る
デメリット
- 白髪にしか染まらない
- 人によって染まり方が違う
- カラーバリエーションが少ない
- ヘナを扱っている美容室選びが難しい
トリートメント効果
ヘナを染める際は、粉末状のヘナを水またはお湯で溶いたものを髪に塗っていきます。ヘナがキューティクルやケラチンに入る時に一緒に水分も入ることで、毛髪に潤いを感じられます。また、ヘナ成分が毛髪の空洞を埋め、キューティクルをコーティングすることで艶やコシのある毛髪に導いてくれます。
ヘナで髪を染めることで同時に修復してくれるなんて嬉しいですね♪
注意点(アレルギーなど)
100%ヘナ染めの場合は、ジアミンアレルギーになる心配はありませんが、インディゴハーブは稀にアレルギー反応が出てしまうことがあります。初めてヘナをする場合は、パッチテストをすることをオススメします。
ジアミンアレルギーや肌が弱い人がヘナでアレルギーがでやすい訳ではありません。
事前にパッチテスストをしてくれる美容室がオススメです。
まとめ
なんとなくヘナのことを分かっていただけましたか?ヘナは安心安全なだけでなく、染めながら髪を健康に保ってくれる優秀な天然の白髪染めです。ヘナをしてみようか迷っている人は一度お試ししてみることをオススメします。
※100%天然でないものも流通しているので、ヘナ選びは慎重に行ってください。
岡山市北区でヘナ染めをお探しの方はこちらから↓