岡山市のタイ古式セラピストが解説するハーブボール

2024 4/19

2024-04-19

この記事を読むとハーブボールやハーブの魅力について知る事ができます。興味をお持ちの方は是非参考にしてみてください！

ハーブボールの効果

ハーブボールにはハーブによる鎮痛や鎮静などの作用、温める事による温熱作用があります。

冷え、むくみの緩和
筋肉の張りや緊張の緩和
リンパ液や血液の流れをスムーズにする
老廃物の排出を促進
ハーブの香りによるリラックス効果
自律神経の調整
月経痛の緩和
美肌効果

香りや温かさに癒されるだけでなく、ハーブの力で様々な不調を緩和してくれます。

ハーブボールがオススメな方

筋肉の張り（固さ）や疲労感の強い方
身体や神経の緊張状態が続いている方
冷え性の方
むくみが気になる方
リラックスしたい、神経を休めたい方

【ハーブボールメニュー】

ハーブボール＋タイ古式マッサージ 90分 8250円（ハーブボールのお土産付き）
ハーブボール＋アロマトリートメント 90分 8800円（ハーブボールのお土産付き）

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ハーブボールとは

ハーブボールはタイに古くから伝わる伝統療法で、たくさんの種類のハーブを布で包み球状に丸めた物を蒸して使います。

中身は乾燥ハーブが多いですが、タイでは摘みたての生ハーブを使うサロンもあります。

ハーブボールの使い方

サロンではタイ古式マッサージの後などに直接あるいは服の上から押し当てる、ポンポンとスタンプしたり転がすなどしてトリートメントを行います。ご家庭では電子レンジなどで温めた後、肩や腰など気になる所に押し当てます。

このように温湿布として使うのもいいですし、湯船に浮かべて薬草風呂を楽しむ事もできます。

使用後は密閉できる袋に入れ、冷蔵庫で保存しておくと何度か繰り返し使えます。

ハーブボールの歴史

タイではハーブを中心とした伝統医療に使う天然素材を「サムンプライ」、ハーブボールを「プラコップ」と呼びます。タイ古式マッサージの創始者であるシワカ・コマラパ師は薬草学にも精通しており、タイ古式マッサージと共にハーブの知識も後世に残しました。

ハーブボールは産後のケアや僧侶の疲労回復、兵士の治療などに用いられてきました。発祥はチベットだと言われていますが、明確な資料などは残されていないようです。

タイのハーブボールトリートメントは、インドのアーユルヴェーダや中国の漢方などの影響を受け、今日までタイ独自の発展を遂げてきたとされています。

タイの産後ケア「ユーファイ」

ユーファイは産後のケアとして行うもので、子宮や卵巣など身体の回復やデトックスの目的で行われます。「ユー」は居る、「ファイ」は火と言う意味で、直訳すると「火のそばに居る（ある）」というような意味になります。ハーブをたっぷりと使い身体を温め、機能回復を図ります。

ユーファイの内容はハーブボール、ハーブスチームサウナ、ハーブソルトポットやホットブロック、オイルトリートメントなど複数のトリートメントを組み合わせて行います。産後一週間後（帝王切開の場合は一ヶ月後）から受けられ、一日数時間、これを数日から一週間ほどかけて行います。中には数週間、一ヶ月かけて行う事もあるようです。施術後は母乳の出が良くなる、お肌がツルツルになるなど身体以外にも嬉しい変化があります。

ユーファイは女性特有のお悩みにもオススメで、日本でも産後に限定せず女性向けのトリートメントとして取り入れているサロンが多いです。

しるくで使用しているハーブボールについて

当店では、タイ王国チェンライ県産の乾燥ハーブを使用しております。完全オーガニック、無農薬、有機肥料で栽培したこだわりのハーブボールです。

主な作用は筋肉の張りや緊張の緩和、血流やリンパ液リンパ液の流れの促進、デトックス、自律神経の調整などです。香りも馴染みやすく落ち着けるので、ホッとしたい時や癒されたい方にもオススメです。

施術で使用したハーブボールはお持ち帰りいただけますので、ご自宅でもくつろぎのお供にお使いください。

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この記事を書いた人

【プロフィール】

切明紗和子/岡山市在住のタイ古式セラピスト

20歳の時の天啓を頼りにリラクゼーション業界に入り十数年。「自分の手で直接できる」「人に温かいものを伝えられる」そんな条件の仕事を探し、エステでも整体でも治療でもないリラクゼーションにたどり着く。最初は苦手だったタイマッサージにご縁を感じるようになり、技術を磨いて苦手を克服し、今では国内の講習やタイでの研修が趣味になるほど大好きに。「頑張っている人が良い状態で本来の力を発揮できるようにサポートしたい」そんな思いで日々、目の前のお客様に向き合っている。毎朝のお祈りは欠かさない。