この記事は2024年に行ったチェンマイでの研修の様子や私の過ごし方を書いています。向こうで何をしていたのか、どんな風に過ごすのか、興味のある方に読んでいただければと思います。

◎ご予約はこちらから↓↓

タイ・チェンマイへ

岡山からチェンマイへは関西国際空港を利用される方が多いと思います。関西国際空港は2023年に直行便が運行されるようになり、乗り継ぎが不安な方でもチェンマイを訪れやすくなりました。かくいう私も数年ぶりの海外で無事にたどり着けるか心配だったので、直行便の運行は大変有り難いニュースでした。
フライトが早い為、前日に空港近くのホテルに泊まり、早朝起床。久しぶりの海外に久しぶりの電車移動、久しぶりの飛行機…。そして当然私は一人。慣れない事の連続で、正直この時はワクワクよりも不安な気持ちの方が大きかったです。
翌朝はホテルの送迎バスで空港に向かい、無事に搭乗できました。今回利用したのはタイ・ベトジェットエア。チェンマイへは6時間半ほどで到着しました。
チェンマイ国際空港からはサイトの送迎サービスを利用し、ホテルにも無事到着。連日の疲れもあって、学校の場所だけ確認して早めに就寝しました。






スクール①CCAタイマッサージスクール


チェンマイ・クラシック・アート(通称CCA)は、日本のタイマッサージセラピストから人気が高く、有名なインストラクターや大会で受賞歴のあるセラピストも輩出している知名度の高いタイマッサージスクールです。私も含め、岡山のインストラクターやセラピストにもCCAの卒業生は多いです。
まったく初めてだとついていくのが大変かもしれませんが、CCAは他のスクールに比べて受講料が安いので、不安な方は一緒に復習講座も受講されるといいと思います。授業は9時から16時までで、お昼休憩が1時間、15時にもおやつ休憩があります。
お昼は先生が作ってくれたり皆で食べに行ったりしました。他にもコンビニで買って来たり、行きたいお店があれば時間内で外食も自由です。お昼とは別に、午後休憩ではおやつを出してくれました。
※2024年9月から新体制となり、システムなどこの時とは少し変わっている所があるかもしれません。






ジャップセン受講
今回私が受講したのは「ジャップセン」。「SEN(セン)をつかむ」という意味で、治療系の痛いタイマッサージ全般をいいます。CCAではそんな刺激の部分をリラクゼーションに取り込んで、思わず「効く…!」と唸ってしまうようなジャップセンを教えてくれます。
ジャップセンは基本や応用編のタイ古式マッサージよりも少し難易度が高く、普段やってるからスムーズに習得できるんじゃないかと思っていたんですが、やはりちゃんと難しかったです。いつもの技に一手間加えてより効かせたり、複雑なストレッチが難易度の高さを物語っていました。
強もみの苦手な私はだいぶ痛かったのですが、同じ箇所を二回、三回と繰り返していくと段々筋肉が緩んで気持ちいい感覚に変わってきます。夜には肩甲骨の可動域が格段に変わっており、ジャップセンの凄さと一回通りではなく二回、三回と繰り返す理由が腑に落ちました。


ナイトバザール散策




ナイトバザールが徒歩圏内だったCCA。迷いながらたどり着いたのは「カラレナイトバザール」でした。到着時間が早かったからか最初は寂しい感じでしたが、徐々に楽しい雰囲気に変わっていきました。
この日のお目当はタイパンツ!まずは一枚購入したところで、お腹が空いたので目についたレストランへ入りました。チェンマイ名物「カオソーイ」でお腹を満たし、大好きなスイカスムージーで喉を潤します。暑いタイではあちこちでフルーツスムージーが売られていますが、私はスイカスムージーが一番好きです。


お腹を満たして再び散策。可愛いタイパンツを購入し、ホクホク顔でホテルに帰りました。


ワット・ロイクロ(ロイクロ寺院)での思い出

CCAのすぐ近くにはお寺がありました。ワット・ロイクロ(ロイクロ寺院)というそのお寺は厄落としで有名で、厄落としならここと言われるほどだそうです。
しかし、ローカルな場所なのか現地の方ばかりで、観光客らしき人はほとんど見かけませんでした。この寺院は病気の回復を願ってお参りされる方も多く、礼拝堂のような部屋にはタイマッサージの創始者であり仏陀の主治医だったとされる巨大なシワカ・コマラパ先生の像があります。
ホテルにチェックイン後、周辺を散策した際に見つけて寄ってみたのですが、翌日、学校で「シワカ・コマラパ先生の像が買えるよ」と教えてもらい、その翌日に再度訪問。残念ながら数がなかったようで像は購入できなかったのですが、代わりにシワカ・コマラパ先生が描いてあるコインを賜りました。こちらは現在、ネックレスにして身につけています。
セラピストさんはもちろん、そうでない方も近くに滞在される時はぜひ訪れてみてください。怪我や病気がなくても最近ツイてないなと感じる方は、気の滞りが解消されて運が巡ってくるかもしれません。





スクール②オン・タイマッサージスクール




今回はCCAだけでなく、オンスクールも受講しました。オンスクールは他のスクールよりも講座が多く、パカマーやカルサイトークセン、ベッドで行うテーブルタイマッサージなど珍しい施術や新しい施術が受講できるところが魅力です。フェイシャルトークセンやストレッチだけの講座など、全体ではなく部分的に受けられる講座があるところもいいなと思いました。
朝は自由参加のヨガの時間があり、その後にお祈りをして授業が始まります。先に行ったCCAもそうですが、タイのマッサージスクールではお祈りをしてから授業に入ります。唱えるマントラは同じですが、学校によって微妙に音程が違います。あえてなのかもしれませんが、私の知っている中ではCCAが一番歌っぽいです。
こちらも授業は9時から16時まで。1時間のお昼休憩と午後休憩の他に午前にもおやつ休憩があり、バナナやお菓子を用意してくれています。夜遅くまで練習してギリギリまで寝、朝ごはんを食べ損ねた日には大変助けられておりました…。
こちらでも基本、お昼は自分で何とかします。一人で外食か受講生同士で食べに行ったりします。毎週ではないですが、条件が揃えば学校で用意してくれる日もあります。
受講生には日本人も多いですが、色んな国の方がいらっしゃるので英語が話せるともっと交流を楽しめると思います。先生も日本語より英語を話す割合が多い印象なので、多少話せる方が進行がスムーズかもしれません。ちなみに私はほとんど話せませんが、意思の疎通は可能なので困る事はありませんでした。






トークセン受講

以前、CCAでも習った事のあるトークセン。他のやり方も知りたくなり、オンスクールでも受講しました。オンスクールのトークセンはCCAよりも細かく、範囲が広い印象です。パターンを掴むまでは覚えるのが大変で、テストの日は午前のおやつ休憩を抜いて施術を続けていました。
また、トークセンのお供えの仕方について知ったのもオンスクールで、道具の大切さというかトークセンの神秘性みたいなものをより深く感じる事ができました。



フェイシャルトークセン受講


フェイシャルトークセンは今回、一番楽しみにしていた講座です。受講するまで一度も受けた事がなかったのですが、優しく細かく叩いていくのでとんでもない眠気に襲われます。実際、サロンでお客様に行うようになってからも同じように言われます。慣れるまでは自分が施術する側でも眠気を感じる事がありました。
授業中は連日の疲れと深夜までの練習もあって時々意識が途切れるのですが、それは先生も同じようでした。しかし、寝息をたてていても間違えるとすぐさま指摘が入るところは流石だなと感服しました。
こちらも手順が多く覚えるのが大変でしたが、習って良かったと思う施術の一つです。


パカマー受講

パカマーは2022年にタイマッサージの世界大会、日本大会でW受賞を果たした日本のセラピストが使っていた技で、日本のタイマッサージ業界で一躍ブームになった施術です。
「パカマー(パーカオマー)」という主に農耕用に使われる布を用いた施術で、体の一部を縛ったり固定したりして伸ばしたり圧したりします。日本で例えると手ぬぐいや風呂敷を使ったマッサージを想像していただければいいかと思います。
見ていると優雅でとても美しいパカマーマッサージなのですが、いざ自分がやるとなるとそう簡単ではありませんでした。体重移動や体の使い方が要となるパカマーは、ぐっと圧をかけたり腕の力でやろうとすると、ぎこちなくて雑な印象を受けたり思うように上がらなかったり、気をつけないと傷めてしまうなど初心者には難易度の高い施術でした。こちらも楽しみにしていたのですが、想像よりもずっと難しく、ゲストハウスでも何度も練習させてもらいました。



ゲストハウスでの思い出


オンスクール受講時はゲストハウスに滞在していました。知らない人と共同生活を送るので気を遣う場面は多いですが、この時の宿泊者様は親切な方ばかりでした。



練習

こちらのゲストハウスは一般の方もお泊りになりますが、提携しているスクールがあるのでセラピストさんがほとんどでした。
朝から夕方まで授業があり、帰宅後は出かけたり部屋で休んだりして、皆が帰ってきたら夜中まで練習…という日々を送っていました。ある時は別のスクールの朝練に混ぜていただいた事もありました。
セラピストにとって練習はとても大切な事なので、習ってすぐに復習できる環境はとても有り難かったです。この時はオンスクールのティーチャー(インストラクター)資格のある方も宿泊していたので、施術のポイントやアレンジ技なども教えていただけました。

食事


同じゲストハウスの方や繋がりのあるスクールの方と何度か食事にも行きました。移動はグラブタクシーをシェアしたり、国際免許をお持ちの方のレンタルバイクに乗せてもらったりしました。皆さま本当に良くしてくださり、滞在中とても楽しく過ごせました。

中でも印象に残っているのが帰国の前日に連れて行っていただいたお店の「プーパッポンカリー」!ずっと食べたいと思っていたもので、ソフトシェルクラブを殻ごと揚げて卵と炒めたタイ料理です。ソフトシェルクラブを使うので値段は少し高めですが、良い意味で想像と違い、この時の味は一生忘れないと思います。お店の方の接客も素晴らしく、最後まで心地よく過ごせました。




ナイトマーケットで食べた「カオニャオマムアン」もいい思い出です。ココナッツミルクで炊いたもち米の上に完熟マンゴーを乗せたタイスイーツです。完熟マンゴーがさっぱりしてると感じるくらい甘いのですが、さらに甘いシロップが付いてきます。食べ終わる頃には「当分いいか」となるのですが、時間が経つとまた食べたくなる中毒性があります。

サタデーナイトマーケット


帰国前に皆でサタデーナイトマーケットへ。毎週、チェンマイ門近くのウアライ通りで開催されています。カラレナイトバザールと同じく服、雑貨、食べ物など様々な屋台がひしめき合っています。翌日のサンデーマーケットの方が規模が大きいそうですが、こちらも十分人が多く、大変な賑わいでした。
その後は一度ゲストハウスに戻り、預けていた荷物をピックアップ。パンパンになったキャリーケースと同じくパンパンのサイドバッグを持ち、空港に向かいます。
チェンマイでのお話はここまでです。



空いた時間でバンコクへ




みっちり受講して帰るつもりだったのですが、予定外に時間ができたので以前から行ってみたかったバンコクにも行ってきました。せっかくなのでこの時の思い出も少し綴ろうと思います。
チェンマイからバンコクへは飛行機で1時間20分ほどです。スケジュールに余裕のある方は、夜行バスや寝台列車を利用すると費用を抑える事ができます。私は今回バンコクへ行きましたが、チェンマイからでしたらツアーなどを利用してチェンライへ行かれる方も多いです。




ワット・パクナム(ワット・パクナム・パーシーチャルーン)



こちらの寺院はSNSでご覧になった事のある方も多いのではないでしょうか。5階建ての建物で、有名なエメラルドの仏塔は最上階で見られます。下の階には仏像などが数多く展示されており、敷地内には御本堂や巨大な大仏もあります。空港からは遠く見ごたえのある寺院なので、訪れる際にはしっかりと時間を確保したいところです。
最寄りのバンパイ駅からは徒歩で15分前後だったと思います。ちょうど当サロンから最寄りの北長瀬駅くらいの距離感です。慣れない道で少し迷ったのですが、本来はもう少し早く着くのだと思います。










エラワン・プーム(エラワンの祠)

「バンコク最強のパワースポット」「どんな願いも叶えてくれる」と名高いエラワン・プーム(エラワンの祠)。BTSチットロム駅のそばにあります。お願い事やお参りで連日たくさんの方が訪れる大人気スポットです。
こちらでは顔が四面あるプラ・プロムという神様が祀られており、正面から時計回りに4度お願い事をしていきます。お参りセットは入口の所で購入できるので、叶えたい事がある方は周りの方にならってお参りしてみてください。





チェンマイといえば
チェンマイは「北方のバラ」とも言われるタイ第二の都市です。自然も多く、ゆったり過ごす事ができます。観光は寺院や市場もたくさんあり、虎との触れ合いや象乗り体験、山岳民族に会いに行く事もできます。11月には夜空にランタンを上げるコムローイ祭りもあり、国内外からたくさんの方が訪れます。
最後に、そんなチェンマイの個人的オススメをご紹介したいと思います。
ワット・ドイステープ(ワット・プラタート・ドイ・ステープ)

チェンマイには有名な寺院がたくさんありますが、中でも山の上に建つワット・ドイステープ(ドイステープ寺院)はチェンマイを代表する観光スポットです。ここに来ないとチェンマイに来た事にはならないと言われるほどで、黄金に輝く仏塔とチェンマイの街を一望できる絶景は、一度ならず毎回訪れたくなる場所です。





カオソーイ

カオソーイはチェンマイ名物として有名なカレーラーメンです。ココナッツミルクの入ったマイルドなスープと上にトッピングされた揚げ麺が特徴で、ライムや玉ねぎなどの薬味を入れて頂きます。クセがなく日本人にも人気で、ナイトマーケットやショッピングモールなど色々な所で食べられます。

最後に
いかがだったでしょうか?タイマッサージセラピストはチェンマイやバンコクで学ぶ方が非常に多いです。一人で行っても何だかんだ知り合いが出来るのもタイ研修の面白いところ。この記事を見て興味を持っていただけたら、ぜひ身近なセラピストにタイでのお話を聞いてみてください。一セラピストとして、この場を通じてタイ古式マッサージにも興味を持っていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



◎ご予約はこちらから↓↓

この記事を書いた人

【プロフィール】
切明 紗和子/岡山市在住のタイ古式セラピスト
20歳の時の天啓を頼りにリラクゼーション業界に入り十数年。「自分の手で直接できる」「人に温かいものを伝えられる」そんな条件の仕事を探し、エステでも整体でも治療でもないリラクゼーションにたどり着く。最初は苦手だったタイマッサージにご縁を感じるようになり、技術を磨いて苦手を克服し、今では国内の講習やタイでの研修が趣味になるほど大好きに。「頑張っている人が良い状態で本来の力を発揮できるようにサポートしたい」そんな思いで日々、目の前のお客様に向き合っている。毎朝のお祈りは欠かさない。
- 2018年 Chiangmai Classic Art Thai Massage School タイマッサージLevel1、2
- 2018年 Chiangmai Classic Art Thai Massage Schoolトークセンインストラクター
- 2018年 Chiangmai Classic Art Thai Massage School ルーシーダットンインストラクター
- 2021年 International Training Massage School タイマッサージLevel1
- 2022年 バザルト®ストーン ボディセラピスト
- 2022年 バザルト®ストーン フェイシャルセラピスト
- 2022年 バザルト®ストーン ブライダルセラピスト
- 2024年 Chiangmai Classic Art Thai Massage School ジャップセンマッサージ
- 2024年 Ong’s Thai Massage School トークセン
- 2024年 Ong’s Thai Massage School フェイシャルトークセン
- 2024年 Ong’s Thai Massage School パカマーマッサージ